てるみんのフォト&オーディオブログ

発達障害の59歳男性です。写真とオーディオと日常の出来事に関するブログです。

『大地の芸術祭』へ行く(5)

 

大変大変遅まきながら、8月7日に芸術祭へ伺った時の記事を書きたいと思いますm(__)m

本格的な寒さも到来して年の瀬も迫っておりますが、今年の夏はいろいろと出かけましたので、順を追って記事にしていきたいと考えております(^_^;)

もう『大地の芸術祭2022』は11月13日で閉幕しましたが、何と『2023冬 SNOWART』というのを来年1月14日から3月12日まで開催するそうです。

 

www.echigo-tsumari.jp

 

日本有数の豪雪地帯ですので、名ばかりの『雪国生まれ』の自分としては行くのがコワイというか勇気がいりますね(新潟市生まれですが、関東地方に住んでいた期間も長かったので)。

個人的な経験として以前も申し上げましたが、ひと冬で4回も車が動けなくなった事がありましたので、ビビりの性格も拍車がかかりますよ(言い方合ってるでしょうか)。

まあ、それはいったん置いておいて、8月の記事にいきます。

 

 

またもや芸術祭の拠点の一つである、十日町駅近くの『越後妻有 里山現代美術館 MonET』に、まずは伺いました。

ニュースで報道されてご存知の方もいらっしゃると思いますが、修学旅行の生徒さんが作品を破損させてしまったことで、公開中止となっていたクワクボリョウタさんの特別展示が9月4日まで公開されているというので、拝見しました。

看板

 

微かな光が生み出す幻想的な空間です

 

写真では明るめに感じられるかもしれないですが、スペース内は足元も見えないくらいの暗さで、とても繊細な作品でした、見ることができて良かったです(^_^)

そして公開中止となっていた作品も9月7日以降に再公開されるというので、またまた伺うつもりです。

 

 

次の会場の『松之山エリア』に来ました、日本三大薬湯で有名らしいです。

左側に見える塔が存在感抜群です

 

『森の学校 キョロロ』という自然科学館にやって来ました、内部は子供さんならワクワクしそうな展示が。

自分はササッと見ただけデス(^_^;)

 

塔からの眺めに興味があって長い長い階段を登ってみました。

絶景というか個人的にとても好きです

 

外に出てみまして、皆さん森の方へ歩いて行かれるので何だろうと行ってみると、

クリスチャン・ボルタンスキーさんのお名前が!

 

お名前は何となく存じ上げている、くらいの知識しか無い私ですm(__)m

でも、ワクワクして道を進んで行きました、

結構人が多かったです

 

顔~~~!!!

 

いたるところに顔

 

すごい目が合ってる感が

 

車道からもチラリと見えます

 

何人いらっしゃるのかな(^_^;)

 

まさにアートな空間になっていました(^_^)

 

地元の方々が被写体となって作品に協力されたそうで、新潟限定というスペシャル感を色濃く味わえました。

 

 

最後に、同じくボルタンスキーさんとジャン・カルマンさんが共作された『最後の教室』を拝見しました。

旧東川小学校という建物です

 

看板

 

とにかく独特の空間でした、薄暗いなんてもんじゃないというくらいに、限定的な光の使い方をされていまして、直感的に生とか死というイメージが湧いてくる感じでした。

体育館でしょうか

 

床に敷いてある藁の匂いがすごかったです

 

廊下

 

光がグルングルンしていて何かの爆音もしていました

 

棺をイメージしますよね

 

でも何というか清潔な感じとでもいうのか

 

もと来た通路を戻って

 

外に出てあの世から戻って来たような気がしました

 

 

今日こうして記事を書いていてようやく知ったのですが、クリスチャン・ボルタンスキーさんは7月14日に亡くなられていたとのことでした。

 

www.echigo-tsumari.jp

 

ご冥福をお祈り申し上げますと共に、素晴らしい作品を見せてくださりありがとうございました。