障害者雇用の職場に馴染めるようになり、気持ちにゆとりができたからか、はたまた暇を持て余してか、益々写真に傾倒していきました。
手持ちのカメラは、母に買ってあげて自動的におさがりになった『APS-C』サイズの一眼レフと、それよりセンサーの小さい『1インチ』サイズのミラーレス一眼でした。
ちょっと込み入った話になります。私は被写界深度の深い写真が好きです。つまりピントが手前から奥まで合っている方が、自分の写真の作風にも合っていると思っています。
センサーサイズが小さい方が被写界深度は深くなりますので、『1インチ』サイズのミラーレスが私には絶好のカメラと思っていました。
ですが、A3サイズとか、できればそれ以上の大きさのプリントにしたいという希望もありました。『画質』も考慮に入れると、フルサイズも使っておくべきなのかなと思い至りました。フルサイズでもなるべく『絞り』を絞り込んで撮れば大丈夫かなと (^_^;)
3月に、キヤノンの2000万画素の一眼レフを買いました(18万です)。試しに、APS-Cの一眼レフとの撮り比べを行いました。同一の被写体を撮ってA3サイズのプリントで見比べてみたところ、何ということか、そんなに違いがなかったのです(あくまでも個人的な感想です)。
ちょっと落胆しましたが、ここで意地になってしまいました。『2000万画素でこの程度なら、もっと高画素のカメラにすればいいんだ、そしてレンズもこれ以上ないというものにしよう!』
勢いに乗って突っ走ってしまいまして、5000万画素のキヤノンのフルサイズ(49万なり)と、カールツァイスというブランドで高画質と言われている標準レンズ(43万)を5月に購入しました。
掲載している写真は、その5000万画素フルサイズとカールツァイスの組み合わせで撮影したものです。特に6月27日の写真などは、自分の作風が顕著に表れているかなと、思っております (^_^;)
最後の車の写真は、翌年には手放してしまう愛車です。新潟にUターンして2台目の車でしたが、稼ぎと維持費が折り合わず・・・という結論です。
そのくせ、写真やオーディオにはものすごい大金を惜しまずにつぎ込んでいますが、いずれは元が取れたらいいなと、はかない希望を抱いている次第です。